単一ノード システムにノードを追加する
このトピックでは、単一ノード用のライセンスが適用されたシステムに 2 つ目のノードを追加して、冗長なシステムを作成する方法を説明します。これは、「ノードを追加するためのガイド」にある、お使いのシステム用の情報を補足するものです。(システムを初めて展開する必要がある場合には、「展開」を参照してください。)
- 実行中のノードのモジュールとアセット ID に一致する 2 つ目の ztC Edge ノード、およびデュアルノード運用のために更新されたライセンス。必要な場合は Stratus 認定サービス業者にヘルプを依頼してください。
- 最初のノードを静的な IP アドレスで構成した場合、2 つ目のノード用の静的な IP アドレス。(現在のネットワーク構成は、ztC コンソールの [基本設定] ページの [IP 構成] で確認できます。)
ノードを追加するには
- 実行中のノードが正常であることを確認します。正常な場合は SYS LED が点滅し、ztC コンソールの [ダッシュボード] ページに未解決の問題がなく、緑のマークが表示されます。2 つ目のノードを追加する前に、すべての問題を解決してください。
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ztC コンソールで [基本設定] ページを開き、[製品ライセンス] をクリックします。[ライセンスを今すぐチェック] をクリックして、現在のライセンスをデュアルノードがサポートされるライセンスに更新します。更新が正しく完了すると、[ダッシュボード] ページにデュアルノードのアップグレードが保留中であることが示されます。
注: 手順 6 で VM を再起動するまで VM のパフォーマンスが低下するため、次の手順は計画的なメンテナンス期間まで待ってから実行することを検討してください。 -
2 つ目のノードの P1 ポートを既存の LAN に接続し、青色と黄色のネットワーク ケーブルで最初のノードと 2 つ目のノード (A2 と A1 ポート) を接続します。2 つ目のノードに電源を接続し、ノードの電源がオンになることを確認します。ネットワーク構成に関する追加の情報については、「イーサネット ケーブルを接続する」を参照してください。
注: ztC コンソールに 2 つ目のノードに関するアラートが表示される場合があります。手順 6 で同期が完了するまでは、これらのアラートは無視しても安全です。 -
2 つ目のノードを接続した後、2 つ目のノードの SYS LED が点滅し、[物理マシン] ページの [PM の追加] ボタンがアクティブになるまで最大 30 分間待ちます。[PM の追加] をクリックします。(ボタンが非アクティブなままの場合、ライセンスが更新され、接続が正しく、2 つ目のノードの電源がオンになっていることを確認してください。)
注: システムが新しいノードを追加する間、最大 15 分間にわたり管理コンソールが利用不可になります。 - ztC コンソールで [基本設定] ページを開き、[IP 構成] をクリックしてネットワークの設定を確認します。必要に応じて、2 つ目のノード (node1) の静的 IP アドレスを入力し、[保存] をクリックします。
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VM の同期に数時間かかる可能性があります。その後、VM を再起動して冗長性を有効化し、警告をクリアする必要があります。フォールト トレラント (FT) 運用をサポートするシステムでは、VM がダウンしている間にその保護レベルの設定 (HA/FT) を更新することを検討してください。詳細は、「仮想マシンの保護レベルを変更する (HA または FT)」を参照してください。システムが同期され、VM が実行されている場合、未解決の問題がないことを示す緑のチェックマークが [ダッシュボード] に表示されます。