単一ノード システムにノードを追加する
このトピックでは、システムに 2 つ目のノードを追加して、冗長なシステムを作成する方法を説明します。これは、「ノードを追加するためのガイド」にある、お使いのシステム用の情報を補足するものです。(システムを初めて展開する必要がある場合には、「展開」を参照してください。)
- Stratus Redundant Linux リリース 2.3.0.0 以降がインストールされ、1 つ目 (稼働中) のノードのモデルと一致する、2 つ目の工場出荷時状態の ztC Edge ノード。廃止されたシステムの既存のノードや、以前のソフトウェア リリースでインストールされたノードを使用する必要がある場合は、展開する前にノードを工場出荷時の状態にリセットする必要があります。必要な場合は、担当の Stratus 認定サービス業者にヘルプを依頼してください。
- 最初のノードを静的な IP アドレスで構成した場合、2 つ目のノード用の静的な IP アドレス。(現在のネットワーク構成は、ztC Edge コンソールの [基本設定] ページの [IP 構成] で確認できます。)
ノードを追加するには
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最初のノードが実行されていて正常である (SYS LED が点滅している) ことを確認します。最初のノードにネットワーク接続している PC またはラップトップで ztC Edge コンソールに接続し、[ダッシュボード] ページに緑のチェック マークが表示されていて未解決の問題がないことを確認します。2 つ目のノードを追加する前に、すべての問題を解決してください。
注: ステップ 6 で VM を再起動するまでは VM のパフォーマンスが低下するため、次の手順は計画的なメンテナンス期間まで待ってから実行することを検討してください。 -
2 つ目のノードの P1 ポートを既存の LAN に接続し、青色と黄色のネットワーク ケーブルで最初のノードと 2 つ目のノード (A2 と A1 ポート) を接続します。2 つ目のノードに電源を接続し、ノードの電源がオンになることを確認します。ネットワーク構成に関する追加の情報については、「イーサネット ケーブルを接続する」を参照してください。
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最初のノードに接続している ztC Edge コンソールで、[基本設定] を開いて [可用性] をクリックし、[+] (プラス記号) をクリックして 2 つ目のノードを追加します。ノードの追加ウィザードを完了し、ノードをペアリングしてシステムを冗長化します。以下は概要です:
- [準備] タブで [続行] をクリックし、接続した 2 つ目のノードを検索します。
- [検出] タブに、ウィザードで新しく検出された 2 つ目のノードに関する情報が表示されます。
- ノードがペアリングに適した互換タイプの場合、[続行] をクリックしてペアリングの処理を開始します。
- ノードがペアリングに適していない場合、[キャンセル] をクリックし、ウィザードに報告された問題をすべて修正してからウィザードを再起動します。
注: ノードのペアリングをする前に、[ペアリングとサポート レベルの確認] ポップアップに表示される新しいサポート契約に同意する必要があります。契約に同意してペアリングを開始するには [続行] をクリックします。 - [ペアリング] タブで、システムがペアリングの処理を完了するのを待ちます。
- [完了] ページで、ノードが冗長構成で正しくペアリングされたことを確認します。
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ペアリングの完了には最大で 30 分かかります。その後、2 つ目のノードの SYS LED が点滅して正常な状態であることが示され、ノードの追加ウィザードの各タブに緑色のチェックマークが表示されてペアリングが成功したことを確認できます。[閉じる] をクリックしてウィザードを終了し、[可用性] ページを表示します。このページには [冗長構成] が [有効] であることが示され、冗長な構成が表示されます。
- ztC Edge コンソールの [基本設定] ページで、[IP 構成] をクリックしてネットワークの設定を確認します。必要に応じて、2 つ目のノード (node1) の静的 IP アドレスを入力し、[保存] をクリックします。
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既存の VM は数時間同期する可能性があります。その後、VM を再起動して冗長性を有効化し、警告を解除する必要があります。フォールト トレラント (FT) 運用をサポートするシステムでは、VM がダウンしている間にその保護レベルの設定 (HA/FT) を更新することを検討してください。詳細は、「仮想マシンの保護レベルを変更する (HA または FT)」を参照してください。システムが同期され、VM が実行されている場合、未解決の問題がないことを示す緑のチェックマークが [ダッシュボード] に表示されます。
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まだ登録していない場合は、「システムを登録して恒久ライセンスを入手する」の説明に従って、システムを登録して製品の恒久ライセンスを取得してください。
システムが既に登録されていて、インターネットにアクセスできる場合は、2 つ目のノードのシリアル番号で製品ライセンスが自動的に更新されます。システムがインターネットにアクセスできない場合や、ライセンスをチェックするようアラートが表示された場合は、「製品ライセンスを管理する」の説明に従ってライセンスを更新してください。
注: 製品ライセンスが更新されるまで、システム ソフトウェアのアップグレードを行うことはできません。