Windows ベースの仮想マシン上のアプリケーションをモニタリングする

Windows ベースの VM で実行しているアプリケーションのパフォーマンスに関する情報 (たとえば CPU 使用状況) をモニタリングします。

Windows ベースの VM を作成した後、[仮想マシン] ページの [モニタ] タブでアプリケーションを追加できます。その後、モニタリングのパラメータを表示して設定します。モニタリング パラメータを設定すると、その後は値が 60 秒ごとに更新されます。

注: VM の名前を変更するとモニタリング パラメータが非表示になりますが、1 ～ 2 分後に再び表示されます。

モニタリングするアプリケーション パラメータを追加や表示したり、パラメータを削除するには、アプリケーションの実行可能ファイルの名前 (拡張子なしで、たとえば mysqld) が必要です。この名前は Windows ユーティリティを使って調べます。たとえば、[タスク マネージャ] の [プロセス] タブにある名前のリストから、適切な名前を取得します。

アプリケーションとそのパラメータを追加、設定、表示するには

  1. ztC Edge コンソールで、左側のナビゲーション パネルの [仮想マシン] をクリックします。
  2. 操作対象のアプリケーションを実行している VM を選択します。

  3. 下部パネルで [モニタ] タブをクリックします。

    [アプリケーション] パネルが [ゲスト OS] パネルの下に表示されます。[アプリケーション] 列にアプリケーションとその関連パラメータが一覧されます。リストの下にある追加と削除を行うボタンを使用して、アプリケーションとパラメータをリストに追加したり、削除することができます。

    1. [追加] ボタンをクリックします。

      2 つのボックスが開き、最初 (左) のボックスにアクティブなカーソルが表示されます。

    2. 最初のボックスで、アプリケーションの実行可能ファイルの名前 (拡張子なしで、mysqld など) を入力するか、ドロップダウン リストから名前を選択します。
    3. 2 番目 (右) のボックスのドロップダウン リストから、モニタリングするパラメータを選択します。

    4. [保存] をクリックして変更を保存するか、まだ保存していない値をキャンセルするには [リセット] をクリックします。変更を保存すると、[アプリケーション] の下のリストに新しいアプリケーションが表示されます。

    新しいアプリケーションが表示されるまで少し時間がかかります。

  5. アプリケーションとパラメータのモニタリングを有効にするには、一番左の列で [有効] ボックスをオンにします。

  6. 該当するパラメータ値を設定します。

    アプリケーション — モニタリング対象として選択した、VM で実行中のアプリケーション。

    パラメータ — [CPU 使用] および [メモリ使用状況]。表示値のため設定できません。

    単位 — 比率 (%)。表示値のため設定できません。

    範囲:

    低 — 範囲の下限値。値は 0 ～ 100 (つまり 100%) の間の正の整数でなければなりません。
    高 — 範囲の上限値。値は 0 ～ 100 (つまり 100%) の間の正の整数で、[低] より大きくなければなりません。
    デフォルトでは範囲の値が空になっています。値を入力するには、パラメータ行の [低] または [高] 列のセル内の空白部分をクリックします。空白部分をクリックするとボックスが表示され、そこに値を入力できます。

    call-home — 範囲外の値が検知されると Stratus 認定サービス業者に call-home メッセージが送信されます。

    e アラート/トラップ — 範囲外の値が検知されると電子メール アラート (e アラート) および SNMP トラップが送信されます。

    最初の検知 — 過去 24 時間以内にパラメータ値が初めて検知された日付と時刻。表示値のため設定できません。

    最後の検知 — 過去 24 時間以内にパラメータ値が最後に検知された日付と時刻。表示値のため設定できません。

    最後のイベント — 各ノードにおける最後のしきい値違反 ([低] または [高])。セルが空白の場合、しきい値違反が発生していないことを示します。表示値のため設定できません。

    インシデント カウント — 過去 24 時間以内に範囲を超えた回数。表示値のため設定できません。

    現行値 — 次のいずれかを示します (表示値のため設定できません)。

    • 現行値。
    • 応答なし — ゲスト モニタリング エージェントがインストールされていないか停止されているため、この VM 上で応答しません。ゲスト上のアプリケーションをモニタリングするには、この VM のゲスト モニタリング エージェントを手動でインストールするか再起動する必要があります。
    • 停止中 — ゲストが実行中の状態にありません。
    • 検出不可 — アプリケーションが見つからないか、ゲストで実行されていません。
    • 利用不可 — この値は現在利用できません。

    ステータス — 表示値のため設定できません。

    • 予期値 () — パラメータは過去 24 時間にその範囲を超えていません。

    • 警告 () — パラメータは過去 24 時間にその範囲を超えていますが、現時点では発生が昇格されません。

    • 範囲外 () — 現在範囲外です。
  7. [保存] をクリックして変更を保存するか、まだ保存していない値をキャンセルするには [リセット] をクリックします。数秒後、新しい値を入力した場合はこれが表示されます。

パラメータを削除するには

  1. ztC Edge コンソールで、左側のナビゲーション パネルの [仮想マシン] をクリックします。
  2. パラメータを削除するアプリケーションを実行している VM を選択します。
  3. 下部パネルで [モニタ] タブをクリックします。[アプリケーション] パネルが [ゲスト OS] パネルの下に表示されます。
  4. アプリケーション/パラメータ行を選択します。

  5. [削除] ボタンをクリックします。

    アプリケーションのリストでアプリケーション/パラメータ行が非表示になります。

  6. [保存] をクリックして変更を保存するか、まだ保存していない値をキャンセルするには [リセット] をクリックします。数秒後、アプリケーションのリストからアプリケーション/パラメータ行が再び非表示になります。

関連トピック

「システム、Windows ベースの VM、およびアプリケーションをモニタリングする」

「e アラートを構成する」

「SNMP 設定を構成する」

「アプリケーションをインストールする (Windows ベースの VM)」

「Windows ベースの仮想マシンを構成する」