フォールト トレラント運用

デュアルノードの ztC Edge システムの場合、ユーザが VM に定義できる可用性レベルとして高可用性 (HA) とフォールト トレラント (FT) の 2 つが Stratus Redundant Linux ソフトウェアで提供されます。FT 運用では、障害発生時にもダウンタイムなしに継続してアプリケーションが実行されます。FT は、最高レベルの可用性を必要とするアプリケーションに使用します。

VM の可用性レベルの選択は、ztC Edge コンソールを使用して VM を作成またはインポートするときに行います。

FT 運用では ztC Edge ソフトウェアが、2 台の物理マシン (PM) で実行される VM 用に冗長な環境を作成することによりアプリケーションを透過的に保護します。ztC Edge ソフトウェアは、選択した VM と同一のインスタンスを 2 台目のホスト PM に作成して、VM に FT クラスの保護を提供します。

FT 運用を有効にした場合、VM はすべての障害から透過的に保護され、ダウンタイムが発生することはありません。また、FT では次のメリットも得られます。

(サポートされる VM 可用性のレベルは、システム モデルによって異なります。詳細については、「仮想マシンの推奨事項と制限」を参照してください。)

関連トピック

「[仮想マシン] ページ」

「ztC Edge コンソールを使用する」