高可用性運用

デュアルノードの ztC Edge システムの場合、ユーザが VM に定義できる可用性レベルとして高可用性 (HA) とフォールト トレラント (FT) の 2 つが Stratus Redundant Linux ソフトウェアで提供されます。

HA 運用では、Stratus Redundant Linux が大半のハードウェア障害を自動的に検知してその場所を特定し、対処することにより、アプリケーションを継続して実行できるようにします。HA のリモート サポート テクノロジによって、 ソフトウェアが Stratus サポート センターにさまざまな問題について通知を行い、障害のタイプとその正確な場所を知らせます。このように自動障害検知、特定、リモート サポートの各テクノロジを組み合わせることで、専門知識を持つサポート技術者へのアクセスと迅速な問題解決が確実になります。

VM の可用性レベルの選択は、ztC Edge コンソールを使用して VM を作成またはインポートするときに行います。

有効にした場合、HA 運用は基本的なフェールオーバーと復旧機能が提供されます。一部の障害では復旧と HA 運用の復元のために (自動の) VM リブートが必要です。

HA は、数分程度の中断がときおり発生しても支障のないアプリケーションに適しています。

(サポートされる VM 可用性のレベルは、システム モデルによって異なります。詳細については、「仮想マシンの推奨事項と制限」を参照してください。)

関連トピック

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