ztC Edge コンソールに初めてログオンする

システムを展開する際、ztC Edge コンソールにログオンしてエンドユーザ ライセンス契約 (EULA) に同意し、ネットワーク情報を提供します。このときシステムを登録して恒久ライセンスを入手できます。ただし、これは後日改めて行うことも可能です。システムの初回インストール時には、期限が 30 日以内に指定された一時的なライセンスが設定されています。

ztC Edge コンソールに初めてログオンするには

1. ネットワークに接続された PC またはラップトップから、ブラウザのアドレス バーに node0 (プライマリ) の IP アドレスを入力します (お使いのシステムの展開ガイドのステップ 5)。

   注: セキュリティ メッセージが表示されたら、Web サイトに進みます。後でセキュリティ例外を追加して、メッセージを表示せずにサイトの読み込みを許可することもできます (「セキュアな接続を構成する」を参照)。

   ztC Edge コンソールのログオン ページが表示されます。

2. [ユーザ名] に admin、[パスワード] に admin (または提供されている場合はその他の資格情報) を入力し、[ログイン] をクリックします。

   Stratus ztC Edge エンド ユーザ ライセンス契約 (EULA) が表示されます。

3. EULA を読み、その内容に同意する場合は [同意する] をクリックします。EULA に同意しない場合、展開が中止されます。

   [初期の構成] ページが [構成] の下に表示されます。

4. デフォルトでは [通知] の下の [サポート通知の有効化] ボックスがオンになっています。ztC Edge システムから Stratus 認定サービス業者に稼動状態とスタータスの通知が送信されないようにするには、このチェック ボックスをオフにします。この設定は後でも変更できます (「リモート サポート設定を構成する」を参照してください)。

5. [システム IP] の下で、[静的なシステム IP] ボックスに、ネットワーク管理者から受け取った静的なシステム IP アドレスを入力します (お使いのシステムの展開ガイドの、「ユーザが提供するコンポーネント」セクションを参照してください)。(システム IP アドレスは、クラスタ IP アドレスとも呼ばれます。)

6. また、[システム IP] の下で、[DHCP] (デフォルト) または [静的] を選択します。[DHCP] の場合、追加の情報を入力する必要はありません。

   [静的] を選択した場合、展開処理中に入力した node0 の静的 IP アドレスが表示されます。次の値を指定します (お使いのシステムの展開ガイドで、「ユーザが提供するコンポーネント」セクションを参照してください)。

   • プライマリおよびセカンダリ DNS
   • ネットマスク
   • node0 のゲートウェイ アドレス

   ネットワークの情報を入力したら、[続行] をクリックします。数秒後に [ライセンス情報] ウィンドウが表示されます。

7. このときシステムを登録して恒久ライセンスをインストールできます (お使いのシステムの展開ガイドのステップ 6)。この作業は後で行うこともできます。「システムを登録して恒久ライセンスを入手する」を参照してください。

8. 登録が完了したら [完了] をクリックします。[アカウントのセキュリティ] ウィンドウが表示されます。

9. [アカウントのセキュリティ] ウィンドウの [新しいパスワード] に、ユーザ admin の新しいパスワードを入力します。[パスワードの確認] にもう一度パスワードを入力します。パスワードはシステムのパスワード ポリシーに準拠しなければなりません (詳細は「パスワード ポリシー」を参照してください)。

   注:  

   • セキュリティ上の理由から、このとき admin のパスワードを変更する必要があります。パスワードは後で再変更できます。また、admin アカウントのデフォルトのユーザ ログイン名も変更することをお勧めします。これらの変更は [ユーザとグループ] ページで行います (「ユーザとグループを構成する」を参照してください)。
   • セキュリティをさらに強化するため、展開の後にはできるだけ早く各 PM のホスト オペレーティング システムで root のパスワードを変更します (「ホスト オペレーティング システムにアクセスする」を参照)。
10. [完了] をクリックします。

ztC Edge コンソールが表示されて初回ログオンが完了します。今後コンソールにログオンする際に使用できるよう、このシステム IP アドレスはブックマークに保存するか、メモします。

必要に応じて、「展開後のタスク」の追加のタスクを実行します。