Windows ベースの仮想マシンをモニタリングする

Windows ベースの VM 上のオペレーティングシステムについて OS パフォーマンスに関する情報 (たとえば CPU の使用状況) をモニタリングします。モニタリングは以下のオペレーティングシステムを実行する VM で利用できます。

Windows 10 Professional
Windows 10 Enterprise
Windows Server 2012 R2 Standard
Windows Server 2016 Standard
Windows Server 2019 Standard

Windows ベースの VM を作成した後、[仮想マシン] ページの [モニタ] タブでモニタリングのパラメータを表示して設定できます。モニタリングパラメータを設定すると、その後は値が 60 秒ごとに更新されます。

ゲストモニタリングエージェントがまだインストールされていない場合は、まずこれをインストールする必要があります。

注:

VM の名前を変更するとモニタリングパラメータが非表示になりますが、1 ～ 2 分後に再び表示されます。
Guest Monitoring Agent (ゲストモニタリングエージェント) によってプロセッサ、メモリ、ディスクの使用状況に関する情報を取得するには、ゲストオペレーティングシステムでパフォーマンスカウンタが有効にされ機能していることを確認する必要があります。

VM のモニタリングのパラメータを設定および表示するには

ztC Edge コンソールで、左側のナビゲーションパネルの [仮想マシン] をクリックします。
適切な VM を選択します。
下部パネルで [モニタ] タブをクリックします。

[ゲスト OS] の下に、表示と設定が可能なパラメータを含むタブが表示されます。
パラメータのモニタリングを有効にするには、一番左の列で [有効] ボックスをオンにします。
該当するパラメータ値を設定します。

パラメータ — [CPU 使用]、[使用ディスク容量]、および [メモリ使用状況]。表示値のため設定できません。

単位 — 比率 (%)。表示値のため設定できません。

範囲:

低 — 範囲の下限値。値は 0 ～ 100 (つまり 100%) の間の正の整数でなければなりません。

高 — 範囲の上限値。値は 0 ～ 100 (つまり 100%) の間の正の整数で、[低] より大きくなければなりません。

デフォルトでは範囲の値が空になっています。値を入力するには、パラメータ行の [低] または [高] 列のセル内の空白部分をクリックします。空白部分をクリックするとボックスが表示され、そこに値を入力できます。

call-home — 範囲外の値が検知されると Stratus 認定サービス業者に call-home メッセージが送信されます。

e アラート/トラップ — 範囲外の値が検知されると電子メールアラート (e アラート) および SNMP トラップが送信されます。

最初の検知 — 過去 24 時間以内にパラメータ値が初めて検知された日付と時刻。表示値のため設定できません。

最後の検知 — 過去 24 時間以内にパラメータ値が最後に検知された日付と時刻。表示値のため設定できません。

最後のイベント — 各ノードにおける最後のしきい値違反 ([低] または [高])。セルが空白の場合、しきい値違反が発生していないことを示します。表示値のため設定できません。

インシデントカウント — 過去 24 時間以内に範囲を超えた回数。表示値のため設定できません。

現行値 — 次のいずれかを示します (表示値のため設定できません)。
- 現行値。
- 応答なし — ゲストモニタリングエージェントがインストールされていないか停止されているため、この VM 上で応答しません。ゲストをモニタリングするには、この VM にゲストモニタリングエージェントを手動でインストールするか再起動する必要があります。
- 停止中 — ゲストが実行中の状態にありません。
- 利用不可 — この値は現在利用できません。
ステータス — 表示値のため設定できません。
- 予期値 () — パラメータは過去 24 時間にその範囲を超えていません。
- 警告 () — パラメータは過去 24 時間にその範囲を超えていますが、現時点では発生が昇格されません。
- 範囲外 () — 現在範囲外です。
[保存] をクリックして変更を保存するか、まだ保存していない値をキャンセルするには [リセット] をクリックします。