システムを展開する

このトピックでは ztC Edge システムを展開する方法について説明します。 これは、お使いのシステムの展開ガイドにある情報を補足するものです。(1 つのノードをもつシステムでは、システムが既に実行中で 2 つ目のノードを追加する必要がある場合、「単一ノード システムにノードを追加する」を参照してください。)

前提条件: 以下の手順では、リリース 2.3 以降でインストールされた工場出荷時状態のノードを展開する方法を説明します。廃止されたシステムからの既存のノードや、以前のソフトウェア リリースでインストールされたノードを展開する必要がある場合は、展開する前にノードを工場出荷時の状態にリセットする必要があります。必要な場合は、担当の Stratus 認定サービス業者にヘルプを依頼してください。

システムを展開するには

  1. キーボードとモニタをノードに接続し、P1 ポートを既存の LAN に接続した後、ノードに電源を接続します (お使いのシステムの展開ガイドのステップ 1)。

  2. ノードは自動的に電源がオンになります。オンにならない場合、電源ボタンを押します (お使いのシステムの展開ガイドのステップ 2)。ブート中にノードがビープ音を発する場合がありますが、これは正常な動作です。

  3. ztC Edge 展開ウィザードで、Enter を押してシステムの展開を開始し、画面の指示に従います (お使いのシステムの展開ガイドのステップ 3)。

  4. キーボード マップの選択を求めるウィンドウが表示されます。Tab、矢印、または Esc キーを使って次のいずれかを選択します。

    • Germany - map = DE (ドイツ)
    • Japan - map = JP106 (日本)
    • USA - map = US (米国) (デフォルト)

    Tab キーを使って [OK] に移動し、Enter キーを押します。

    : キーボード マップは初期展開の後でも選択したり変更できます。詳細については、「キーボードをマッピングする」を参照してください。
  5. このノードのネットワーク アドレスを構成する方法の選択を求めるメッセージが画面に表示されます。Tab、矢印、または Esc キーを使って次のいずれかを選択します。

    • Automatic configuration via DHCP (DHCP による自動構成) (デフォルト) — P1 を動的な IP 構成として構成するにはこの方法を選択します。

    • Manual configuration (Static Address) (手動構成 (静的アドレス)) — P1 の IP アドレスを提供する場合はこの方法を選択します。値を入力するダイアログ ボックスが開きます。値は担当のネットワーク管理者から入手してください (これらのアドレスはお使いのシステムの展開ガイドの「ユーザが提供するコンポーネント」セクションに記録されている場合もあります):

      • このノードの IP アドレス
      • このノードのサブネット マスク
      • デフォルト ゲートウェイ (オプション)

      入力した情報が無効な場合、有効な情報が入力されるまで同じダイアログ ボックスが再表示されます。

    Tab キーを使って [OK] (または [戻る]) に移動し、次に Enter キーを押します。

  6. 確認のダイアログ ボックスが表示されます。矢印キーまたは Tab キーを使用して、[保存] (デフォルト) に移動して表示された値を保存します (あるいは前のウィンドウに戻るには [戻る] に移動します)。次に、Enter キーを押します。

    値を保存した場合、青い画面が数秒間表示されます。

  7. 画面には最大 5 分間さまざまなステータス メッセージが引き続き表示されます。

  8. 画面に Web ブラウザの IP アドレスに接続する指示が表示されます (お使いのシステムの展開ガイドのステップ 4)。 IP アドレスをメモします。これは ztC Edge コンソールにログインする際に必要となります。

ノードに接続されたモニタには追加のプロンプトが表示されません。P1 を動的な IP 構成として構成した (ノードのネットワーク アドレスの上で [Automatic configuration via DHCP (DHCP による自動構成)] を選択した) 場合、「管理 IP アドレスを記録する」の説明に従って、その IP アドレスを記録します。

: ネットワーク設定の構成を誤った場合 (たとえば IP アドレスの入力ミスなど) には、[1] キーを押して手順をやり直し、問題を修正することが可能です。

展開を完了するには、「ztC Edge コンソールに初めてログオンする」を参照してください。

展開ガイド

ztC Edge 100i/110i システム: 単一ノード システムを展開する (R014Z)

ztC Edge 200i/250i システム: 単一ノード システムを展開する (R017Z)