システム基本設定を保存または復元する

適切なライセンスが適用されている ztC Edge システムでは、完全なシステム管理者権限をもつユーザが ztC Edge コンソール[基本設定] ページの設定 (つまりバックアップ ファイル) を保存することができます。このファイルはローカル コンピュータ上の保存先フォルダか、クラウドのフォルダに保存できます。その後で必要に応じ、保存したファイルを選択して、同じノード、交換ノード、または 1 つ以上の別のノードに [基本設定] の設定を復元することができます。この機能を使用すると、1 つ以上のシステムをすばやくセットアップできます。たとえば、システムの復元ファイルが保存されているクラウド アカウントに既にログインしている場合、1 度クリックするだけでノードのシステム基本設定を復元できます。

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システムには [基本設定] の設定を保存および復元するための適切なライセンスが必要です。システムの最初のインストール時には、この機能が無効にされています。[基本設定] ページの [システム基本設定の保存] および [システム基本設定の復元] ウィンドウに、[基本設定] の設定を保存および復元するにはライセンスをアクティベートする必要があるというメッセージが表示されます。この機能を使用するには、ライセンスのアクティベーションを行う必要があります。

デフォルトでは、保存したファイルに次の基本設定が含まれています。

所有者情報

ソフトウェア更新

IP 構成

クォーラム サーバ (デュアルノード システムのみ)

日付と時刻

メール サーバ

ユーザとグループ

セキュアな接続

VM デバイスの構成

iptables セキュリティ

ログイン バナー通知

ztC Advisor

e アラート

SNMP 構成

OPC 構成

サポート構成

プロキシ構成

システム基本設定を保存した後で、同じシステムまたは別のシステムに設定を復元したい場合、まずリストア操作に関する注意事項、前提条件、および注記に目を通し、準備をする必要があります。

注意事項、前提条件、および注記の内容を理解したら、システム基本設定の復元を行うことができます。

関連トピック

「ztC Edge コンソール」

「[基本設定] ページ」

「ztC Edge コンソールを使用する」