IP 設定を構成する
ztC Edge システムのインターネット プロトコル (IP) 設定を構成して、システムやノードの IP アドレスの値、およびネットワーク マスク、ゲートウェイ アドレス、Domain Name System (DNS) サーバなどの該当する設定の値を指定したり変更します。
展開中および展開後に、システムの IP アドレスを構成します。2 つのノードで構成されているシステムでは、システム用に 1 つと各ノード (node0 と node1) 用に 1 つずつ、合計 3 つの IP アドレスを構成します。1 つのノードで構成されているシステムでは、システム用に 1 つ、ノード (node0) 用に 1 つの合計 2 つの IP アドレスを構成します。これらの IP アドレスやその他の IP 設定は、展開を完了した後でも以下のうち適切な手順を使って変更できます。ztC Edge システムには静的な IPv4 アドレスを指定する必要があります。
- 特に VM が稼働中のシステムでは、担当のネットワーク管理者の了解とアドバイスなしに IP 構成の設定を変更することは避けてください。IP 構成を変更すると、システムとそのすべての VM にアクセスできなくなる可能性があります。
- [静的なシステム IP] のアドレスを変更する場合、VM がリブートすると、VM に自動で割り当てられているすべての MAC アドレスが変更されます。これは、Stratus Redundant Linux ソフトウェアがシステム IP アドレスに基づいて VM の MAC アドレスを生成するためです。VM の MAC アドレスが変更されないようにするには (たとえば、MAC アドレス ベースのライセンスを使用するソフトウェア アプリケーションをサポートする場合など)、固定された MAC アドレスを設定します。「仮想マシンに特定の MAC アドレスを割り当てる」の説明を参照してください。
- IP アドレスの変更には ztC Edge コンソールを使用する必要があります。Linux のツールは使用しないでください。
- IP 設定の構成に使用する手順は、ztC Edge システムが同じサブネット上にとどまるか、新しいサブネットに移動するかによって異なります。
- 通常の場合、新しいサブネット用に IP 設定を変更するには、ノードの物理的なネットワーク接続を変更する必要があります (たとえば、PM を移動する場合はネットワーク ケーブルをいったん抜いてから差し込み直します)。ノードからケーブルを取り外す前に、ノードをシャットダウンする必要があります。
- 1 つのノードで構成されているシステムでは、[IP 構成] ページに 1 つのノードのみの設定が表示されます。
システムやノードの IP 設定を、同じサブネット上のシステムの設定に変更するには
この手順は ztC Edge システムおよびすべての仮想マシン (VM) を実行したままの状態で行います。ただし、システムの IP アドレスを変更する場合は ztC Edge コンソールとシステムとの接続が一時的に失われることがあります。新しいシステム IP アドレスにある ztC Edge コンソールには 1 ～ 2 分以内にアクセスできるようになります。(各ノードのノード IP アドレスはそれぞれ個別に変更でき、その場合コンソールの接続は失われません。)
- 左側にあるナビゲーション パネルで [基本設定] をクリックして [基本設定] ページを表示します。
- [IP 構成] をクリックします。
- [静的なシステム IP] ボックスに、ネットワーク管理者から受け取った静的なシステム IP アドレスを入力します。
- [静的] ボタンをクリックし、[プライマリ DNS] と [セカンダリ DNS] に、有効かつ一意の値を入力します。
- 表示されたネットマスク値が正しいことを確認します。
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[保存] をクリックして値を保存するか、以前の値に戻すには [リセット] をクリックします。
システム IP アドレスを変更した場合、[システム IP が更新されました] というメッセージ ボックスが表示されます。数秒後にブラウザが新しいシステム IP アドレスに自動的にリダイレクトされます。
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