物理マシンを交換する (自動)

このトピックでは、自動ノード交換プロセスを使用してデュアルノードの ztC Edge システムで故障した物理マシン (PM)、つまりノードを交換する方法について説明します。これは、お使いのシステム用のノードを交換するためのガイド」にある情報を補足するものです。

システムの実行中にデュアルノード システム内の 1 つのノードを交換します。

前提条件: 交換 ztC Edge ノードをリクエストするには、Stratus カスタマ サービス ポータルにログオンし、[Customer Support (カスタマ サポート)] を展開して [Add Issue (問題の追加)] をクリックします。問題を作成する場合、次の情報を準備してください。

問題を診断して必要な場合は交換ノードを提供するために弊社のカスタマ サービス担当者から連絡を差し上げます。

前提条件: 交換用のノードは、工場出荷時の状態でリリース 2.3 以降がインストールされており、正常に稼働しているノードと同じモデルである必要があります。廃止されたシステムからの既存のノードや、以前のソフトウェア リリースでインストールされたノードを使用する必要がある場合は、展開する前にノードを工場出荷時の状態にリセットする必要があります。必要な場合は、担当の Stratus 認定サービス業者にヘルプを依頼してください。

ztC Edge システム内のノードを交換するには

  1. 交換するノードの位置を確認します。障害のあるノードは電源が (自動で) オフにされるか、電源がオンで SYS LED がオフまたは緑あるいは黄色 (非正常) に点灯しています。ノードの電源が既にオフになっている場合はステップ 3 に進みます。
  2. 障害のあるノードの電源がオンになっている場合、ztC Edge コンソールを開いてシャットダウンを妨げている問題を解決します。たとえば、正常なノード上でエラーとなったネットワーク接続は、障害のあるノードへの依存の原因となり得ます。問題をすべて解決して障害のあるノードをシャットダウンします。
  3. 障害のあるノードから電源ケーブルを切断し、次にネットワーク ケーブルを切断してシステムからノードを取り除きます。
  4. システムに交換ノードを追加します。ネットワーク ケーブルを差し込み直し、電源を再接続してノードを自動的に電源オンにします。これでノードの交換が完了します。ユーザによる入力なしでシステムが同期を開始します。
  5. 20 分後に SYS LED がオフから緑または黄色の点灯に切り替わり、交換ノード上のソフトウェアが起動したことを示します。さらに 15 分後、SYS LED が点滅し始めてシステムが正常であることを示します。
  6. ztC Edge コンソールにログオンしてシステムの正常性を確認します。仮想マシンの同期には数時間かかる場合があります。同期が正常に完了すると、未解決の問題がないことを示す緑のチェックマークが [ダッシュボード] に表示されます。
  7. 必要に応じて、ztC Edge システムの製品ライセンスを再アクティベートすることで、交換用のノードをアクティベートしてください。ライセンスのアクティベーションを自動で行うには、[基本設定] ページで [製品ライセンス][ライセンスを今すぐチェック] の順にクリックします。システムがインターネットにアクセスできない場合は、「製品ライセンスを管理する」の説明に従ってライセンスをアクティベートしてください。

    : 新しいノードは、ztC Edge ライセンスを再アクティベーションしない限り、メンテナンス モードを終了して VM を実行することができません。
  8. 必要に応じて、交換したノードをオンラインに戻す準備が完了したら、[最終処理] をクリックしてメンテナンス モードを終了します。両方の PM が「実行中」の状態に戻り、ノードの同期が完了することを確認します。

ノードを交換するためのガイド

ztC Edge 100i/110i システム: ノードを交換する (R013Z)

ztC Edge 200i/250i システム: ノードを交換する (R019Z)

関連トピック

「メンテナンス モード」

「物理マシンのメンテナンスを行う」

「ztC Edge コンソール」

「物理マシンと仮想マシン」

「[物理マシン] ページ」